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相棒

先日、東京を駆けずり回った。
新しい相棒、アコースティックギターを探し求めて。

土曜の朝、俺は池袋に居た。
今日一日で、見つかるだろうかとの不安に駆られながら。

リストアップした店、15店舗。
リストアップしてるギター、30本。
そのほとんどが、あるブランドの70年代のギターだ。
当然そこまで調べるのも、相当に時間がかかったが、
インターネットの力は凄い。

11時の開店と同時に、池袋の一件目の楽器屋に突入!
ジャンボサイズののメイプル・サイドバックモデルと、
ドレッドノートのローズ・サイドバックモデルの二本を弾く。

そのブランドのオールドは、仙台の店にはない。
そもそもオールドを置いている店がないのだが...。

初めて弾く、そのブランドの70年代。
ん~、いい感じだ!
質はそれぞれ違うが、共にワイルドさもあり、パワーもある。
そのブランド選んだのに、間違いはなかったようだ。

とにかく欲しい音を見つけ、モデルを絞っていかなければ、
一日では、間に合わないであろう。

次の店に向かう。
80年代のドレッドノートのローズバックのトップモデルだ。
全然悪くないが、上品過ぎてピンと来ない。

とにかく、どんどん弾き倒していくしかない。
池袋、新大久保、渋谷を回って5店舗8本程をひいた。
ここでドレットノートのモデルを排除することが出来た。

目指すは、ジャンボボディー。
問題は、メイプルバックか、ローズバックか。
そして、こいつだ!と思う一本に会えるかだ。

時計はもう、16時を回ろうとしている。
ほとんどの楽器屋が20時に閉店する。
残すはお茶の水。
相当に店がある。
ジャンボボディーの在庫も豊富だ。

新大久保の2本が気になっていて、
HOLDしようかと悩んだが、
とにかく片っ端から、弾いてった。
何気に覗いた店にもあったりして。それも弾いた。

お茶の水の店を回り切り、
15店舗、18本(多分それくらい)を弾き切った。

低音は最高だが、高音弦がどうにも鳴らないもの。
全くどうにも鳴らないもの(死んでいるとしか思えない)。
見ただけで、引き気もおきないもの。
調整は完璧なのに、つまらないもの。
かなり良いけど、ピンと来ないもの。
いい具合に枯れていて、音も最高だが、
後は下っていくだけの伸びしろのないもの。

ほぼ同年代に、同じ工場で作られているのに、
こうも違うのかと。
それぞれのギターが、30数年をどう生きて来たかが、
如実にあらわれているように思う。

俺は戻った、最後から二番目の店。
その日行った中では、小さな店だ。

もう一度弾いた。
ん~、だいぶ予算オーバーだ。
先日売ったGIBSON ES-125TCD(65')のお金に、
定額給付金をたしても足りなかった。

でも、思ったんだ。
『こいつを連れて帰らなきゃ!』

そいつの為に、俺は財布をだした。
そいつを抱え、その店を出た。
時計を見たら、その店の閉店時間だった。

ここで、俺の相棒を紹介しよう!
GUILD F-50R  1977年製

1920_1.jpg
1920_2.jpg

17インチのジャンボボディー、ローズウッドのサイド&バック。
エボニーのフレットボード&ブリッジ。
GUILDの正真正銘トップモデルだ。

アメリカは、ロードアイランド・ウェスタリーで、
1977年に生まれた20242本(エレキも含む)の中の一本だ。

年代の割に、引き込まれていない、綺麗な奴だ。
まだまだ、伸びしろがある。
若干の癖があるのは、分かっている。
俺の色に、染めていこう。
いや、共に影響し合いながら、成長していこうと思う。

とてつもなく重いハードケースに入った相棒を抱え、
ホテルに戻った。
腕はパンパンだし、足は重く棒になっていたが、
心は、軽やかだった。

帰って来た。
連れて帰って来た。
暫くはそいつの為に、節約をせねばならない。

だから、俺を飲みに誘う奴は、おごるつもりで誘ってくれ(笑)

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2009/06/23


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